津軽こぎん

【著者】横島直道

【発行】日本放送出版協会

【発行年】昭和49年第1刷

【本の状態】
ビニールカバー付。経年にともなうスレ・ヤケ・ヨレ・紙魚汚れがございます。
ビニールカバー端にヨレやヤブレ、縮みが見られます。
落丁・書き込みなどなく本体はしっかりしており読むには問題ない状態です。
※商品状態につきまして気になる点がございましたら、お気軽にお問い合わせください。

【その他】旧版
「津軽の“こぎん”は目の粗い重厚な
手織の麻の布地の手触り、落ち着いた、
たしかな紺の香り、その上に軟らかく、
温かな太目の木綿糸が、糸目をひろって
はっきりと白く描き出した力強い直線の
幾何学模様によってあやどられている。
その模様には無駄もなく、弱さもなく、
危なげなく安定している。
健康であり、清楚であり、その上に謙虚で、
誠実で、それでいて何処か可憐な
おもむきをたたえている。
―序文より」

北国の雪深い農村生活から生まれた津軽こぎん。
断絶のまぎわにあったその技術に着目し、
十数年にわたってこぎん資料の蒐集や再現を続けた
著者の集大成ともいえる一冊。

津軽の厳しい農民生活に咲いた華・こぎん。
その歴史と技法、こぎん刺し子たちの生の声や
そして未来への道・・・
人から人へと繋ぎ、紡いでいく伝統工芸の
奥深さに触れてみてください。


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